甘く熟した巨峰。実についている白い粉(果粉)は、巨峰自身がつくったもので、鮮度を保つ役割を果たしています
コープの巨峰
 20代〜50代の仲間11人とそれぞれの家族が、和気あいあいと楽しく仕事をしています。私たちは、昭和54年から除草剤を使用せず、一生懸命ぶどうづくりに取り組んでいます。“たかがぶどう”でも、その一つ一つに愛情を込めて栽培しているのです。
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巨峰生産に適した自然条件のもとで
 露地栽培のぶどうの房がたわわに実る秋。ぶどうのなかでも安定して人気ナンバーワンの座に輝いているのが巨峰です。一粒が10〜15グラムもの大粒で、格調高い香りと濃厚な甘みがあるのがその最大の理由でしょう。
 コープで扱う巨峰は、信州の北部に位置する志賀高原の麓、連なる山々と千曲川の流れが一望できる、中野市と山ノ内町の扇状地で作られています。
 そこは、水はけのよい土壌で、春から秋にかけて降雨量が極めて少ないという、ぶどうの栽培に適した土地です。しかも、ぶどう畑は高社山の南斜面にあり、日照時間が長くて昼夜の温度差が大きい。つまり、昼間は光合成でたっぷり養分を作り、涼しい夜はエネルギーを消耗せず、甘みを十分に蓄えることができる、そんな自然条件に恵まれたところなのです。

色も形も美しく味のいい巨峰に
 さて、巨峰の一粒一粒に、こうした自然の恵みをより凝縮させるため、生産農家の人たちは工夫と努力を惜しみません。
 たとえば、花の段階では枝先以外の無駄な花を落とし、実が少し大きくなったら今度は葉の枚数に合わせてよい房だけを残し、それ以外は落として歩きます。これら一連の摘果作業を行わないと、不揃いの小さな粒ばかりで、やたら房の長いぶどうになってしまうのだそうです。一房に適量の粒がついた、見た目も美しく味も豊かな巨峰は、こうして人の手が何度も加わって仕上がるのです。
 巨峰づくりの作業のほとんどは、一日中腕を上げて行う重労働。また、どの実を落とすか、収穫時期はいつかなど、一房ごとの具合を的確に見極めるには、プロの経験と勘が必要です。
 コープの巨峰は「まさに食べ頃」のピークに収穫され、翌日には組合員のお手元に届きます。冷蔵庫でちょっと冷やして、新鮮なうちにお召し上がりください。


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