※今週(2008年2月4〜8日)の配達の際に、組合員の皆様にお渡しするチラシの内容を掲載いたします。また、店舗でも同様のチラシを配布しております。ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫びいたします。
2008年2月4日
生活協同組合連合会コープネット事業連合
組合員・消費者の皆さまの信頼を大きく裏切り、ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫びいたします。
報道されていますように、ちばコープの店舗で販売した商品で重大な健康被害を発生させてしまいました。あわせて、天洋食品(「CO・OP手作り餃子」を製造していたメーカー)の製品や原料を使用した商品の回収が相次ぎ、多くの組合員、消費者の皆さまにご迷惑、ご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。また、被害にあわれた皆さまに深くお詫び申し上げますとともに、一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。
健康被害をおこした「CO・OP手作り餃子」の検査を行いましたところ、130ppmと通常の農薬散布では想定できない高い濃度の有機リン系殺虫剤(メタミドホス)が検出されております。
再度の家庭内でのご確認をお願いします。召し上がらず、回収にご協力をお願いいたします。
「CO・OP手作り餃子」を1月28、29、30日に配達した組合員の皆さまと、重大な健康被害をおこした商品と同じ製造日(2007年10月20日)の商品をお届けした可能性がある組合員の皆さまには1月30日よりお電話をかけ、お詫びと商品の回収のお願いをしてまいりました。また、家庭内での保管の可能性の高い皆さまにもハガキでのご連絡を差し上げております。
改めて、下記にて、現在、回収を呼びかけている商品で取り扱ったことのある商品をご案内しております。これらの商品は現在お届けを中止し、回収をしております。ぜひご協力をお願いいたします。
取り扱い商品の原材料や工場の所在地などについて、情報提供を進めます
現在、多くの組合員の皆さまから「どこで作っているのか教えてほしい」とのご意見をいただいております。配送センターにお問い合わせいただくほか、ホームページから直接、参照いただけるようにいたしました。順次、ご案内する品目数を増やしてまいります。
日本生活協同組合連合会では、1月30日から中国の現地調査をすすめており、その結果や新たにわかった事実などについて随時、情報公開を進めています。
(日本生活協同組合連合会ホームページ http://jccu.coop/ )
捜査に協力し原因の究明に全力をつくします
現時点では、報道にありますように原因は不明です。被害にあわれた方からお預かりした商品をはじめ、現在回収している10月20日付の「CO・OP手作り餃子」を警察に提供し捜査への協力を行っております。また、現在、体調不良を申し出られた組合員の皆さまから、お預かりいたしました「CO・OP手作り餃子」を専門の検査機関や日本生活協同組合連合会とも協力し「メタミドホス」の検出検査を進めております。
Q1.今回報道されている商品を食べてしまいました。健康にどんな影響がありますか。
A1.ご心配をおかけして、たいへん申し訳ございません。現時点で健康に異変がなければ問題ないと思われますが、ご心配の場合は、ぜひ病院へ行かれるようお勧めいたします。今回検出している物質の中毒症状は比較的短時間にあらわれ、縮瞳(しゅくどう:ひとみが小さくなること)、嘔吐、めまい、徐脈(心拍が遅くなること)、呼吸障害等が特徴となっています。
今回の物質は水溶性が高く、摂取してしまっても排泄が早く、体内に蓄積される可能性は低いと思われます。
Q2.中国産商品に対して不安があります。買いたくないのです。
A2.組合員の皆さまの中国産商品に対する不安が大きいことを受け止め、ホームページにおいて原料の原産地情報の公開を順次進めてまいります。
商品の安全確保のために、まず現地調査を行い、これまでコープが確立してきた残留農薬検査などの安全管理の仕組みが守られているのかを再度確認いたします。そして、今回の事件の原因究明をすすめ、発生させてしまった安全管理上の問題点が何なのかを明確にして、対策を立ててまいります。
Q3.CO・OPレトルトビーフカレーはどうして回収するのですか
A3.レトルトビーフカレーは、日本国内工場で調理・加工されておりますが、一時期、原料の肉のボイル加工のみ天洋食品(CO・OP手作り餃子と同じ工場)でおこなっておりました。今回、問題となった「CO・OP手作り餃子」は原料加工から包装まで天洋工場でおこなっておりました。「CO・OP手作り餃子」とは、別の工程でつくられていますが、殺虫剤混入の原因が特定できていないことから、万全を期すため回収することとしました。ご心配をおかけし申し訳ありません。回収のご協力に感謝申し上げます。
Q4.現在取り扱いのCO・OPレトルトビーフカレーは大丈夫ですか。
A4.回収対象となる製造日付は裏面をご覧下さい。標記されている製造期間以外は、現在まで、オーストラリア産のボイル牛肉を使用し、日本国内の工場で調理・加工しております。なお、今週配達の2月1回「レトルトビーフカレー甘口」並びに、今週注文の2月2回ハピデリ誌面「レトルトビーフカレー中辛」も、今回の問題で回収のお願いをしている対象品ではありません。ご心配かと存じますが、取り扱いのご理解をお願いいたします。
※今週注文の2月2回ぐるめぐり誌面に、今回の問題で供給を停止し、回収のお願いをしている「CO・OP とろーり煮込んだロールキャベツ」が掲載されております。ご不快かと存じますが、事件発生前の誌面作成によるものですのでご理解をお願いいたします。
以下の商品を回収しております
召し上がりにならず、ご家庭にございましたら、回収させていただきます。
天洋食品が製造した商品
| CO・OP手作り餃子 |
CO・OPとろ〜り煮込んだ
ロールキャベツ |
べこ政宗炭火焼き
牛たん しお |
| 40個入 560グラム |
2個×2袋 |
90グラム |
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原料の一部を天洋食品で製造した商品
CO・OPレトルト
ビーフカレー甘口 |
CO・OPレトルト
ビーフカレー中辛 |
CO・OPレトルト
ビーフカレー辛口 |
味の素 カルビクッパ
(ぞうすい) |
| 210グラム |
210グラム |
210グラム |
150グラム |
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製造日
06年11月30日〜
07年11月13日
賞味期限
08年11月29日〜09年11月12日 |
製造日
06年12月2日〜07年11月14日
賞味期限
08年12月1日〜09年11月13日 |
製造日
06年11月29日〜07年11月9日
賞味期限
08年11月28日〜09年11月8日 |
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※CO・OPレトルトビーフカレーは該当する期間のみ、天洋食品で製造した原料(牛肉)を一部使用しています。
中国天洋食品工場調査の第一次報告をいたします
事件の発生をうけ2008年1月30日から、天洋食品工場の調査を日本生協連が実施しています。2月1日時点の調査の概要を報告します。今回は工場の各種管理帳票の確認と殺虫剤の使用実態を中心に行いました。
今後は2007年10月20日(被害を発生させた商品の製造日)の状況聞き取り調査や工場内の洗浄実態調査、製品に使用した原料産地や包材メーカーにさかのぼった調査等をすすめてまいります。
- 「CO・OP手作り餃子」の原料の産地、検査履歴について
- 2007年10月20日に製造された「CO・OP手作り餃子」に使われたすべての野菜(キャベツ・はくさい・にら・たまねぎ・しょうが)について、入荷日、産地、入荷時の検品記録、野菜洗浄記録、圃場監査記録や農薬使用履歴の記録、帳票を点検しました。
- 残留農薬検査は年2回から3回の頻度で河北省CIQならびに上海のジェイティーフーズ関連会社で、野菜ごとに対象農薬を決めて実施していました。直近の検査では全て問題はありませんでした。(CIQとは 中国国家質量監督検験検疫総局 2001年4月に誕生した国家機関で、輸出食品の安全性確保に関する検査などが行われ、合格した輸出食品にはCIQマークが貼付されます)
メタミドホスについては、キャベツとニラで実施されていました。最近ではキャベツは2007年11月1日、ニラは2007年7月26日に検査結果の出たものについて、いずれも問題がないことを確認しました。
- 小麦粉は、昨年1月と3月に18項目のメタミドホスを含む農薬検査、豚肉は昨年5月と10月に動物用医薬品検査が実施されており、いずれも問題がないことを確認しました。
- 工場における殺虫剤の使用実態について
- 工場内の殺虫は、生産のない期間に外部専門業者から指導された方法で、工場が行い、2007年は6月と8月に実施しています。日常的には殺虫スプレー等の殺虫剤は使用されていません。
- 今回の調査では薬品庫など工場の中にメタミドホスはありませんでした。
「CO・OP手作り餃子」は日本生協連で以下のように検査・点検をしていました。
- 2002年度から2007年度までに計16回の検査を行っています。
- 2002年度は6回検査し、残留農薬検査、栄養分析・内容量検査、動物用医薬品検査、微生物検査・食品添加物検査を行っています。
- 2003年度は4回検査し、微生物検査、食品添加物検査、栄養分析を行っています。
- 2004年度は1回の検査で残留農薬、動物用医薬品、微生物、食品添加物を行っています。
- 2006年度は2回検査し、栄養分析・内容量検査、微生物、食品添加物を検査しました。
- 2007年度には3回検査し、アレルギー物質、栄養分析、ロット別検査などを行いました。
- CO・OP手作り餃子を製造している天洋食品有限公司には、他の商品点検を含め、2001年7月から2007年8月までに計10回の工場点検を実施しています。
(検査回数は年間実施回数で、各回で微生物検査など個別の検査を組み合わせて実施しています。)